東日本大震災にあたって
日本人は、今、人類史上稀にみる災害に見舞われて、困難に直面しています。
と同時に、パニックにならず冷静に助け合う日本人の姿を見て、同胞への誇りを感じ、
世界から向けられる支援・協力に、人種を超えた気持ちの繋がりに感動しています。
私は留学カウンセラーとしてカナダに住んでいますが、今も日本にいる方達とメールを交わしています。
その方達へ安否確認と同時に、地震の事を踏まえ「留学の予定」をどうするか聞きました。
そして、仙台市など被災地付近にいた方を含め、 殆どの方が留学を予定どおり実行しようとする姿に
逆に私が勇気付けられました。
人類は今、助け合っています。
世界中の人々が、日本に協力する術を探しながら、気持ちが一つになっています。
海外の人達やニュースに触れると、感動するほどにそれをジンジンと感じます。
だからこそ、当事者の日本人は、悲しみや同情、助け合いだけで終わってはいけません。
日本は困難に直面していますが、ここから、もっと強くなれるはずです。
私達が今もっと強くなる事が、尊い命を失った方々の犠牲に報いる、唯一の方法だと考えています。
お願いです。
あなたが計画していた、または今も専念している仕事や学業を
この災害のために断念したりしないで下さい。
悲しんでエネルギーを失うのではなく、悲しみをエネルギーにして、
あなたがもっと強くなり、そして日本をもっと強い国にして欲しいと思います。
今あなたが信念をもって行っていること、計画している事に、もっともっと力を入れて下さい。
海外にいても、自分を育ててくれた日本にどうやって報いることができるか
私も考えてゆきたいです。
震災により多くの方の尊い命が犠牲になった事に、深い哀悼の意を捧げます。
Yusuke
March 14th, 2011