海外に行けば英語が伸びると思ってますか?語学留学の実態を切り刻む真実の暴露コラム
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語学留学=ESLでは無い

カテゴリ: 語学留学の実態

海外に来て英語を学ぶ事のメリットは何と言ってもネイティブスピーカーの世界に混ざって生の英語に触れる事です。

語学学校で初めに基礎を固める事は、効率的に英語を伸ばすためにかかせない。だが、ある程度の基礎が固まれば、学校に留まらず少しでも外の世界で生の英語に触れるべきなのです。つまり語学学校での受身的な学習を一段落させて、生英語に触れならがら自ら吸収する能動的な学習へ切り替えていくのです。そう、語学留学においてESLは活動の中心であってはいけないと言い切れる。(ESLを否定しているのでは無く、ESLだけに頼ってはダメという事です)。

生の英語へ「ESLで学ぶ事はもう何も無い」と言い切れるまで通い続けていたらいつまで経ってもESLを卒業出来ない。「基礎」が固まってきたと感じたら、例えネイティブスピーカーとやりあうには不十分と思っても見切り発車をして、学習の力点をESLから生の英語に移すのです。

ちょっと考えてみて下さい。我々が使っている日本語はどうやって学びましたか?
どこかで習った事があったでしょうか?
「母国語の喋り方を習った」なんて人はどこにも居ないはず。

親の喋る「言葉」、友達と交わす「言葉」、テレビ・ラジオで聞こえてくる「言葉」、本で目にした「言葉」 ・・・
こうやって得た「言葉たち」が自然と自分の中に吸収されて本物の言語が形成されてゆく。いわば生活経験そのものが言葉の授業だった。私たちが第二言語を学ぶにおいても、本当は同じであるべきだ。

やはり語学習得の舞台は学校では無いのだ。

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