洗練されたシステムとコースの質・バリエーションで人気の高いのバンクーバー・ビクトリアの有名校Pacific Gatewayが2002年にトロントでも開校し、人気を呼んでいます。提供するコースは週25時間のフルタイム一本、学費もコースによらず均一とわかりやすいシステムです。また午後の選択授業の数、毎月の公式TOEIC受験(受験代は学費に含まれる)、そして会話や発音を矯正するフリーのワークショップなど盛りだくさんの内容です。授業料の高さは、満足感のある授業内容とボリュームの厚さ、そして各種フリーワークショップ・クラブ等が一番の理由でしょう。延長する学生もよくいます。
入学においては学校全体で35%の国籍制限を目指しており、その定員に達する事も多い事が人気校の証。学生は韓国、日本、ブラジル等がメジャーな国籍ですが、学生はみなEnglish Onlyポリシーをしっかり守り、誰からも学業意識の高さが垣間見れます。これは学生のみならず学校側もしっかりとルールを徹底し、一般的な語学学校よりやや厳しく、むしろ公立学校に近いというスタンスにもあります。とは言えクラス内やスタッフには明るく楽しい雰囲気が感じられます。
カリキュラムについて
Pacific Gatewayのカリキュラムは、大きく午前と午後で分かれます。午前はコース選択に従って
総合ESL、TOEIC、TOEFL、ケンブリッジ、パワースピーキング、ビジネス英語等の専門コースに分かれます。午前は休憩20分をはさみ朝9時から12時までたっぷり集中して勉強します。ESL以外の各種専門コースにはレベルの条件があるので、初日のプレースメント試験の結果により選べる授業種別が変わります。
一方午後は好みや弱点などで自由に選べる選択授業となります。選べる授業種別には発音、語彙、共通、TOEFL、TOEIC、リーディング、ライティング、サバイバル英語、プレゼンテーション技術、仕事探し、ビジネス交渉・ライティング、その他多くの選択クラスが用意されています。これらの中から二つを選び、一日おきに各クラス週二回学びます。授業時間は午後1時から3時40分まで、休憩20分を含めて行います。
午前にもTOEICやビジネス等の専門コースがある事から、同じ分野を選び集中した学習をするか、午前と午後で異なるジャンルを選び学ぶ範囲を広げるかは全くの自由です。なお金曜日は午前授業のみとなります。
ワークショップなど
Pacific Gatewayでは午前・午後の通常カリキュラム以外にも様々な学習機会を提供しています。まず有名な
カナディアン・カンバセーション・クラブ(通称CCC)では現地カナディアンを何人もボランティアとして登録し、毎日彼らと少数グループで外出して会話をするクラブです。自己登録制なので、自分に合った人を選んで、好きな日に参加する事が出来ます。
他にも
発音矯正ワークショップは各国の発音の癖をとりのぞくクラスで、日本人向けの発音矯正クラスも用意されています。また
文法ワークショップ、映画鑑賞やリーディングのクラブといった各種クラスが用意されています。もちろん全て無料なので、自分のペースで自由に参加出来ます。
月一回のTOEIC受験がカリキュラムに含まれている点もこの学校の大きな特徴です。学生に英語力改善へ意識を向けさせ、着実な進歩を約束する学校の意志の表れとも言えるでしょう。