海外に行けば英語が伸びると思ってますか?語学留学の実態を切り刻む真実の暴露コラム
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小さな「成長」を感じ取る

カテゴリ: 現地の学習法

たとえ海外に渡ったとしても、英語力の上達は本当に時間がかかる。長期間に渡り英語だけを一目散に学びつつけるのはとても辛抱強いモチベーションが必要なのだ。例え渡航前に煮えたぎるような英語への情熱があっても、長期の間では途中でマンネリ感惰性、怠けが必ず発生すると言ってよい。これは、その手法から語学留学ゆえの宿命と言えるかもしれない。この惰性・怠けを感じる頃に自分の英語力の伸びに疑問や不安を持ち、そしてモチベーションの方向を見失う事もある。そしてダラダラと時間が過ぎてゆき、あっと言う間に帰国・・というパターンも多い。


成長英語や勉強だけに限らないが、簡単でない何かを実現させる原動力は、モチベーションが全てと私は思う。つまりこの「やる気」さえあれば、語学習得なんてたいした目標では無く、もっとスケールの大きな事を実現出来るパワーになる。しかしこの重要な「やる気」の維持が難しいのが語学留学でもある。そんな環境の中でやる気を維持するには、日々の生活の中で「小さな成長を感じ取る事」無しには、なかなか続けられない。

例えばESLで、ある熟語表現を習ったとしよう。あなたはこれまでそのフレーズを知らなかった。ところが学んだ日以降日常生活でその表現を耳にする事が急に増えてきた・・という経験はなかっただろうか?つまりその表現を習うまでは頭の中をスルーしてた言葉が、知識を得た事で耳にとまるようになったのだ。言い換えると、習った日を境にそれまで見えなかった世界が見えてきたという事の証拠である。こういった一つ一つの成長を逃さず感じ取り、素直に自分の英語世界の広がりを喜ぼう。そして新たな言葉をまた学べばまた新たな世界が広がってゆく事を想像してみよう。これが、日本に居たらなかなか味わえない語学上達の喜びである。


人のモチベーションとは、小さな成功体験(=喜び)によって増幅されてゆく。逆にこれが無いとモチベーションは必ず低下する。だから日々の生活で小さな成長を一つ一つ感じ取り、そして素直に喜べばいい。大きな成功の実現(ex.流暢な英語力)には、小さな成長・成功を一つ一つ感じ取る事が必須である。それがモチベーションを維持し、更に向上させるよいサイクルに繋がるからだ。

成長した私この実践の為に重要なのはやはり生英語との接点である。ネイティブスピーカーと話す機会、または彼らの英語を聞く機会を多く持つ事で自分の成長を感じ取れる。テレビやラジオでももちろん構わない。英語に浸った生活を送れる事が留学の醍醐味なのだから、それを有効活用し、その中で自分の成長を感じ取っていこう。

 

 

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