海外に行けば英語が伸びると思ってますか?語学留学の実態を切り刻む真実の暴露コラム
Header

語学留学しても英語が伸びない13のパターン

カテゴリ: 語学留学の実態

留学前にぜひ頭に入れておいて欲しい、英語が伸びない人のパターン。
自分に当てはまっていると感じる事はないですか?
これらを頭に入れて、「幻想」や「甘い考え」は抹消すべし!

【1】 海外へ行けば英語が上達すると思ってる人

海外へ海外生活しながら英語を学べば「英語が上手くなって当たり前」と妄想を抱いてませんか?じゃあ、10年以上も住んでいる移民でさえ英語は初級レベルという人も多いが、これはどう思いますか?海外に行ったからと言って、オートマティックに英語が伸びるなんて事はありえないんです海外に行くから伸びるのではなく、海外で「自分が努力する」からこそ伸びるんです。幻想を抱きやすい部分なので、これだけは心に留めておいてほしいところ。

関連記事:期待と違う語学留学

【2】 語学学校へ通う事が目的と思っている人

学校語学学校は「学ぶ」場所であって、「上達する」場所では無い。この違い、わかりますか?
そもそも学校の授業で喋る会話なんてのは、時間的にも内容的にもたかが知れている。学校で学んだ事をリアルな生活で使って、初めて英語が体に染み込んでゆくものです。まさにこのサイクルが語学留学の真髄。学校へ通う事は必要だが、通うだけじゃ英語は伸びないという事です。通う事で満足感を得てただ時間が経ってゆくだけなら、中身の無い見た目だけの語学留学になってしまう。

関連記事:語学留学=ESLではない

【3】 数ヶ月で英語の伸びを期待する人

なぜだろう語学学校に通い始めて2,3ヶ月経ってもあまり上達を感じない・・と言う人は多い。滞在期間が決まってれば、早く成果を求めるのは自然なこと。ただ、言語はそんな簡単に体に染み込んでゆくものじゃない。発音にしたって「R」の音が発音できるまで一年かかる人もいれば、マスター出来ずに帰国する人も居る。とにかく焦らず、目の前にある事を一つ一つこなしてゆくことが大事。自分を振り返ってばかりでは目の前の事に集中できないんじゃ、上達だってたかが知れてる。

【4】 英語は「教えてもらうもの」と勘違いしている人

授業この発想の人も多い。学校で教えてもらえば英語が伸びる、という発想では一生何も身につかない。こういう「受身」の姿勢はパフォーマンスを最大限に引き出せないから、効果は最悪。英語だけじゃなく、ビジネスや人生だって同じ事。人から言われた事をやるのと、自分がやりたくてやるのと、どっちが効果が高いか考えてみよう。語学学校で教えてくれる事を言われるがままに覚えて、復習して・・だけでは、結局留学生英語から抜け出す事は出来ない。

英語は、自分の意思で自ら吸い取ってゆくもの。海外生活は、毎日のその時間・その瞬間が授業である。学校だけでなく、「日常」から言葉を学んでいける事も留学の醍醐味なのです。自分から学んで行く姿勢をしっかり身に付けよう。

関連記事:語学習得とはひたすら「盗む事」

【5】 日本の勉強で基礎は理解してると思ってる人

教科書日本では約6年間、文法や語彙をしっかり学んできたでしょう。そして多くの人は三単現や時制を理解してると思い込んでいるだろうが、実生活での使い方はまだまだ甘い。文法をわかっていても、リアルタイムの会話でその通りに話せる人が、まずいない。(会話の中で、時制や三単現が瞬時に適用できない) これが、実用性を無視して受験英語と化した日本の英語教育の”恩恵”。留学したからといって基礎の勉強を甘く見ず、自分を過信せず、謙虚な姿勢で学んでゆく事が大切だ。

【6】 留学生同士の心地よさに埋もれてしまう人

留学生留学生同士だと下手な英語でも気軽に話せるし、相手も自分が言ってる事を理解してくれる。要は、ネイティブスピーカーと比べると「楽な話し相手」なのである。ネイティブスピーカーと話す事がまだちょっと背伸びに感じる人は、留学生と話す事が逃げ場になってはいないか、意識をした方がよいだろう。留学生同士の交流の楽しさに埋もれて本来の留学目的に対する志が薄れてしまう学生が多いのも事実であると思う。

【7】 日本人を避ける事にこだわる人

日本人NO日本人率ばかり気にして学校選びをし、日本人を避けて交流する人がいますが、よく考えて欲しい。日本語を避けたところで英語が上達する訳じゃ無い。日本人を避けるのはあくまで環境作りであって、その行為自体が英語力を伸ばす行動では無いんです。そんな事にたくさん気を使うんだったら、もっと別の事に頭の貴重な時間を使うべき。日本人率や日本語ばかり気にしてるのは、低い次元でしか英語上達を意識できてない典型例です。(または、環境が自分を変えてくれる、と信じている証拠)

関連記事:日本人を避ける?

【8】 不必要に早く喋ろうとする人

不必要に早い少しでもネイティブっぽく喋りたいし、かっこよく聞こえる英語を喋りたい。そのせいか、一部の人は自分の適度なスピードよりも少し速く喋ろうとしている。でも留学生なんだから、会話速度は遅くて十分、むしろ自分の自然な速度よりもやや遅い位でいいんですよ。ゆっくり話して、自分の発音・言葉選択に意識を向ける方が、英語上達では重要。第一、滑らかに話すには、喋るスピードではなくリンキングの方が重要なのである。

【9】 他人の英語力が気になる人

気になるまず、意識を向ける方向が完全に違っている。他人の英語が自分より上手か下手かなんて、あなたの人生において全く関係のない事である。例えば、自分を他人と比較して、優越感を感じたりしていませんか?他人の英語力が気になるなら、よっぽど自分のスピーキングに意識を向けて、ダメ出しをした方がいい。もしくは、自分よりも上手い人を見つけて劣等感を高め、向上心に転化させてゆくのならまだいいだろう。

【10】 行動する事で満足する人

勉強英語を学ぶ為に海外まで来た、宿題をこなしている、英語のテレビを見ている、学校以外でもチューターをとっている、自分は努力している・・・ といった様に、行動する事で満足感を得ていたら、これも大っきな見当違い。
英語の勉強も全ては成果あってのもの。努力しても、行動を起こしても、英語の上達に繋がらなければそれは無かったものと同じ。その行動を起こした事によって、自分の英語に跳ね返るものがあるかどうか、そこが重要である事を肝に銘じよう。とにかく「自分は頑張っている」と感じる事に、何の意味も無いのである

【11】 英語力アップの成果をTOEICスコアに求める人

TOEICTOEICは帰国前ギリギリか帰国してから受ければ十分。「本物の英語力アップ⇒TOEICスコアアップ」は成り立つが、「TOEICスコアアップ⇒英語力アップ」ではありません。留学中に学ぶべきは、むしろTOEICに出ないようなリアルな英語では無いでしょうか?残りの留学期間もまだあるのにTOEICの事を考えるのなら、その時間に英語のテレビでも見てた方がまだマシである。

【12】 動詞をフレーズで覚えない人

単語日本の英語授業のように、動詞を普通に「単語」として学んでいたら、その勉強時間は本当に無意味だ。なぜなら「会話で使えない単語を覚える」だけだから。単語だけ覚えたところで、実際の文の中でどう使うのか、肌感覚で学べていますか?使い方に自信を持ててますか?前置詞がついた時に違う意味になる事を知ってますか?ネイティブスピーカーの会話には、難しい単語は出てこないのに何故か意味がわからない・・・という人は、動詞をフレーズ(Phrasal Verb)で覚えていない証拠。Phrasal Verbとしての覚えないと、リアルな場面で応用が出来ない。動詞は「単語」として学ばないように気をつけよう。

関連記事:突き抜ける鍵は「Phrasal Verb」

【13】 自分なりの学習法を持っていない人

勉強英語は与えられて学ぶのではなく、自ら吸収して上達していくもの。その努力をする中で、自分に合う、効果的な学習法というものを是非探してみよう。自分がモチベーション高く維持しながら、飽きずにハマッた学習法は結局自分で見つけるもの。それ自体が、きっとあなたの留学の成果となる位、大切なものになるでしょう。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 You can leave a response, or trackback.