カナダ留学・ワーキングホリデー

バンクーバー

※バンクーバー現地にある留学エージェントはこちら


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バンクーバー周辺図
真ん中からやや左上にある半島みたいなのが、ダウンタウン。
語学学校と学生の済むアパートはここに集中してます。

バンクーバーの概要

バンクーバー市、及び周囲の市とあわせて人口230万人(名古屋市と同規模)、カナダ全体で第三の規模の都市がバンクーバーである。都市の発展と自然環境の素晴らしいバランスを背景に、世界中から移民が集まるようになり、非常に多彩な人種で構成されています。白人系カナダ人に加え、アジア・南米・中東・ヨーロッパなど各地からの移民、そしてネイティブ・カナディアン(原住民の子孫)も、この一つの都市で時間を共有しています。

多くの人種が混ざりながらも、お互いの文化に触れ尊重し、そしてお互いが刺激しあっている、
文化交流としても最高の都市といえるのが、バンクーバーです。

留学生が世界中から集まる事でも有名なのがバンクーバーですが、そのためにおきる勘違いや誤解もあります。
バンクーバー関するコラムも参考までにご覧下さい。

世界でもっともすみやすい都市バンクーバー

英エコノミスト誌系の調査機関EIUが、世界の140都市を対象に実施した「住みやすさ」調査の結果、バンクーバーが「世界でいちばん住みやすい街」として何度も1位に選ばれ、常に上位にランクインしています。留学生だけでなく、快適な住まいとして世界中の人から人気のあるバンクーバーは、西岸海洋性気候のエリアにあり、夏は涼しく、冬も緯度の割りに寒くならない、とても快適な気候で知られています。澄み切って気持ちのいい青空が続く夏は、湿気も感じず涼しく毎日が快適。日本しか生活してこなかった人は、この心地よさが信じられないかもしれません。冬は晴れの日が減りますが、この「世界で最高の夏」に魅了されて、バンクーバーに長居したい・移民したいと思う人が絶えないのも、うなづけます。

ちなみにバンクーバーは、景観の美しさでも世界的によく知られています。山、海、入り江、ビーチ、そして澄み切った青空の下に近代的な摩天楼が並ぶ光景は、世界的にもなかなか見る事が出来ません。一枚の写真にこうした景色が全て入ってしまう、独特の造形がバンクーバーをユニークで美しいものにしていると言えるでしょう。

空港からの移動方法

バンクーバー国際空港に到着した後の移動方法について説明します。

カナダの空港を出た「初めの仕事」は、まず滞在先(ホームステイなど)へ移動する事です。英語圏での生活はもうここから始まっている訳ですが、実際のところ交通手段ってのは英語出来る云々よりも「知ってる事」が重要です。ここで幾つか手段を紹介しますので、自分にあった方法を選んでトラブル無く無事宿泊先へ移動しましょう。

空港を出るとこんな感じで至る所に交通手段の標識が目につくと思います。Courtesy Shuttlesってのはホテルからの無料送迎バスの事です。

タクシー

タクシーの場合は空港から目的地まで直行してくれますから、ホームステイするならエアポーターやバスより便利な交通手段と言えます。ダウンタウンまで30ドル位、時間は30分程度です。何人かで割り勘すればエアポーター並に安くなりますね。ステイ先がノースバンクーバーとかで無ければダウンタウンよりも空港に近い位置にある可能性高いですから料金はもっと安いかもしれません。カナダのタクシーはインド人の運転手が異常に多い(と言うか私はインド人にしか会った事が無い)ので、カナダに来ていきなりでっかいターバンを巻いたインド人運転手に会うかもしれません^^; またカナダのタクシーは安全ですので、犯罪などの危険性をあまり懸念する必要はありません。でも念のためタクシーの外観に電話番号やタクシーの登録番号等が書いてあるやつを選びましょう。

スカイトレイン

バンクーバー一帯を走る無人電車をスカイトレインと呼びますが、2009年秋にバンクーバーオリンピックに間に合わせるように空港⇒ダウンタウン直行のルート(カナダライン)が新たに完成しました。それまでは空港までの移動はバスやタクシーが主でしたが、このモノレールによってダウンタウンまでの移動はかなり楽に・早く・安くなりました。

荷物の少ない観光の人、宿泊先がダウンタウンや駅から近い人にとってはスカイトレインがとてつもなく便利でしょう。料金は、空港からの出発は一律5ドルとなっています(空港から乗る場合は、通常のスカイトレイン料金より高い設定となっています。バスパス、回数券を持っている場合は通常料金で可)。5~10分おきに出発しています。空港からは、ウォーターフロント方面(ダウンタウン)とリッチモンド方面の2方向があるので、お間違えのないように。車内は広いので、スーツケースもらくらく入ります。 ホームステイ利用者の方、行き先がダウンタウンでない方は、途中までしか使えない事になりますので、どこで降りる、何に乗り換える・・など計画的にご利用下さい。

リムジン

ダックスフンドのような細長い高級リムジンを使うのも手です。バンクーバーでは手ごろ価格で利用出来るので、帰国時に記念として自宅から空港までリムジンってのも留学生がよくやる手です。しかも何人かで同乗すればエアポーターよりも安く上がってしまいます。リムジン会社は幾つかあり、私が知っている所は利用時間で料金が決まり、ダウンタウン・空港間で30分程度、チップ混みで40ドルしなかったと思います。もちろん空港からの移動でも利用出来ます。他の交通手段と同様にサインに従って出口を歩いて行けばすぐに着くでしょう。標識で「LIMO」と書かれているのがリムジンです。空港にいるならすぐ見つけられると思いますが、念のため連絡先は604-803-5013で、24時間サービスです。

エージェントの送迎サービス

多くのエージェントが空港送迎サービスをやっています。料金はだいたい70~90ドルあたり。これが一番楽で安心出来るサービスですが、値段は一番高くなる可能性もあります。(目的地によりますが、タクシーよりもちょっと高い・・って感じですね。ノースバンクーバーだったらエージェントサービスの方が安くなるかもしれません)しかしカナダに来て初めての行動、余計な心配や苦労せずにとりあえずステイ先に移動して一息つきたいって人には一番でしょう。

どの手段を使うか??

どの交通手段を使うか迷うところですが、判断ポイントは以下のとおり。

【手間・トラブルを避けスムースに移動したい】
エージェントかタクシー
。費用面では、例えば目的地が空港から遠いノースバンクーバーだったら、エージェントの出迎えサービスの方がお得。滞在先がダウンタウンより空港寄りにあるなら、タクシーの方が安いでしょう。
【滞在先がホームステイ】
見知らぬ土地でいきなり住所だけで目的地へ行かねばなりませんから、これもまたエージェントサービスかタクシーが一番。
【宿泊先がダウンタウン】
スカイトレインが便利です。
【とにかく安く抑えたい】
荷物がスーツケース1つ程度で、また移動先がホテルやホステルなど、公共交通機関で移動しやすい所なら、スカイトレインの5ドルで決まり。しかし移動先がホームステイの場合は、バスやタクシーなど乗り継がないといけないので、荷物を抱えながらの乗り換えが大変かもしれません。予め移動ルートを抑え、さらに何処で下りるのか、バスの利用方法などは、完璧に理解しておかないとトラブルにはまる可能性があります。

バンクーバーの公共交通機関

バス、シーバス、スカイトレイン

バンクーバー周辺はTransLinkという会社が、以下3タイプの交通手段を提供しています。一つの運営会社なので、乗り継ぎがよく、同じ乗車券で乗ることができるなどメリットが多いです。

  • バス(ダウンタウン周辺はトロリーバス)
  • シーバス(フェリー、ダウンタウン↔ノースバンクーバー)
  • スカイトレイン(全自動無人電車)...エクスポライン、ミレニアムライン、カナダライン

    空港とダウンタウンを結ぶカナダライン
    2009年8月、バンクーバーオリンピックを目前として新しい線「カナダライン」がオープンしました。右の路線図で水色のラインです。空港から乗り換えなしでダウンタウンまで約20分で移動できてとても便利になりました。現在3つあるスカイトレインの全線(エクスポライン、ミレニアムライン、カナダライン)は、全てダウンタウンのウォーターフロント駅で接続されます

ゾーン制料金システム

料金は、交通手段や乗り換え回数ではなく、移動するゾーンに基づいて発生します。購入した区間であればバスだろうとスカイトレインであろうと気にせず乗り継ぎが出来ます。

ダウンタウンを拠点にした場合のゾーンの数え方の例
(1 zone)
...ダウンタウン内の移動、バンクーバー市内の移動
(2 zone)
...ダウンタウンから空港、 ダウンタウンからバンクーバー市外(バーナビー、ノースバンクーバー、リッチモンドなど)
(3 zone)
...ダウンタウンから遠隔市への移動(サレー、デルタ、コキットラムなど)

※バスは一律1Zone料金で乗車できます。
※空港から乗車する場合は、行先に関わらず一律5ドルの特別料金が設けられています。

チケットは時間制1時間30分以内乗り降り自由
最初の乗車から1時間30分の間であれば、購入したゾーンの範囲内で何度でも乗り降りができます。

割引パス、チケット(Compass Card)

2015年末より導入されたCompass Cardは、日本でいうPASMOやSuicaのようなチャージができるプリペイドカードです。すべてのTranslink交通機関で利用でき、通常乗車時に購入する紙のチケットよりもお得な割引金額で乗車が可能です。頻繁にTranslinkの交通機関を利用する人、1ヶ月定期パスを利用する人はこのCompass Cardを入手しましょう。

購入・チャージ方法/料金
Compass Card の購入は、各シーバス、スカイトレイン駅にある自動販売機での購入が便利です。この自動販売機はLondon Drugs ストア内にも設置されています。初めてカードを購入する際にはカード代金6ドルの費用がかかります。(この6ドルはカードが不要になった際に返金してもらえる)すでにカードを持っていれば、自動販売機、またはTranslinkのオンラインサービス、電話サービスで追加チャージが可能です。

移動ゾーン 1回の乗車料金
(現金)
1回の乗車料金
(Compassカード利用)
定期
(1ヶ月)
1zone
$2.85
$2.20
$93.00
2zone
$4.10
$3.25
$126.00
3zone
$5.60
$4.30
$172.00

Compass Card を利用した場合の料金比較:2017年7月現在
※空港からスカイトレインに乗る場合は特別料金となり、移動距離に関わらず片道チケットが5ドルとなります(定期、回数券を持っていれば通常通り利用可能)
※バス利用の場合は、一律1Zone料金で利用できます。
※平日6時30分以降、及び土・日、祝日は全てのゾーンが一律1zone料金で乗車ができます。

定期(マンスリーパス)
定期の利用可能期間は毎月1日~末日です。(買った日から一ヶ月ではないので買うタイミングに注意。)自動販売機で購入すれば、Compas Cardを定期として利用できるようになります。Consessionと呼ばれる割引料金は学生、子ども、シニアなどに適用されるが、学割の場合は大学・カレッジ、および高校生が対象となり、語学学校や専門学校生は対象となりません。


乗車方法

シーバース、スカイトレインとも構内に入る前にCompass Cardをタップします。降車時も同様です。紙のチケットを利用している時は、開いたゲートからそのまま通過します。係員がチェックしなくても、車内にてチケットの抜き打ち検札があり、チケットを持っていない場合には高額の罰金を払うことになります。

バスに乗る場合にも、前ドアから入るところでCompass Cardをタップします。ただし、降車時にはCompass Cardをタップする必要がありません。もし、その場で1回分のチケットを購入したい場合は、ぴったりの金額の現金(お釣りは出ない。コインのみ、札不可。)を用意します。バスドライバー横の機械にお金を入れると、そこから1時間半利用できるチケットを受け取ります。


交通機関の時刻表は、車内、インフォメーションセンター、図書館などで配布されています。また、Translinkのウェブサイトにある、Trip プランナーという経路検索 も活用できる。

日本語の通じる医療機関 in Vancouver

医者にかかる場合、通常のクリニックや病院へ行っても問題ありませんが、重要な症状で言葉の壁が気になる人などのために、日本語で対応できる医療機関を以下にご紹介します。なお以下の内容・連絡先が最新の情報かどうか当サイトは保障しませんので、最終的には本人が直接連絡・確認のうえ、活用されてください。
【保険について】ここで紹介した一般医療のクリニックは保険が使えるので、例えばAIU保険などに加入していればキャッシュレスで対応が可能です。歯科に関しては、歯科専用の保険タイプを利用しないと保険が適用されないケースが殆どです。歯の治療は高額(数百ドルから1000ドル以上など)になる恐れがあるのでご注意下さい。

一般医療


メインランドクリニック
(受付や先生ともに日本人のいるクリニックです)
1061 Hamilton St. Vancouver BC V6B 5T4
604-339-6777(日本語)、604-683-3973(英語)
http://www.transmedcanada.com/

歯科

武内歯科医院
206-1508 West Broadway, Vancouver
電話:604-266-4353

菊地歯科医院
#602-1200 Burrard St. Vancouver
電話:604-687-6480

Scident Family Dental Clinic
120 East 15th Street North Vancouver
電話:604-985-7032(英語)
直通:604-822-3001(日本語)

佐藤香
100-6480 Buswell St., Richmond
電話:604-244-8701

盗難にあった時の対応マニュアル

カナダは治安のよい国ですが、海外である以上、普段から防犯意識を高めて過ごす事が肝要です。日本と同じ感覚で過ごしていると、盗難にあったり思わぬトラブルに巻き込まれる事がありますのでご注意ください。ここでは、バンクーバーで紛失・盗難にあった時の対応方法をご案内します。

外国人の旅行者や留学生が多いバンクーバーでは、残念ながら盗難や置き引きの被害が絶えません。ご本人の警戒心が一番大切ですが、それでも盗難や紛失などにあった時は、焦らずに落ち着いて、一つ一つ手続きをしてゆきましょう。対処の優先度順に紹介してゆきます。

【1】クレジットカード <至急>

どの手続きよりも真っ先に、まずクレジットカードの利用を停止しましょう。クレジットカードは最も簡単に悪用されます。
紛失時の連絡先は、カード発行会社(VISA/Masterではなく、例えばセゾン・オリコなど)の 緊急窓口へ連絡をします。
連絡先は通常はカードの裏に書かれているので、渡航時に裏面のコピーをとっておく事をお勧めします。
連絡先を控えていなかった場合は、検索エンジンで「(カード会社名) 紛失」で検索して調べて下さい。

主なカード会社の紛失時の連絡先
オリコカード: 011-81-11-290-3362(http://www.orico.co.jp/inquiry/contact.html
楽天カード:011-81-92-474-9256 (http://www.rakuten-card.co.jp/contact/robbery/
UFJカード:011-800-02491417 (http://www.cr.mufg.jp/member/support/inquiry/list/reference/ufj/lost_ab.html
MUFGカード:011-800-02491468(http://www.cr.mufg.jp/member/support/inquiry/list/reference/mufgcard/lost_ab.html
三菱UFJニコス: 1-800-665-1703(http://www.cr.mufg.jp/member/support/inquiry/list/reference/nicos/lost_ab.html
三井住友VISAカード: 1-800-663-3378(http://www.smbc-card.com/mem/goriyo/kaigai_lost_list.jsp
セゾンカード: 1-800-665-2078 (http://www.saisoncard.co.jp/qa/qa003.html
JCBカード: 011-800-00090009(http://www.jcb.co.jp/travel/support/tounan_dial.html#RENRAKUSAKI

【2】銀行カード <至急>

すぐに各銀行の緊急連絡先へ電話、または身分証明書を持って窓口まで行き、利用停止の手続きをして下さい。
電話の場合、簡単な本人確認の質問をされたあと、すぐに利用を止めてもらえます。
新しい銀行カードは郵送で自宅へ送られるケースが殆どです。

主な銀行のカード紛失時の連絡先
TD Canada Trust:1-866-222-3456
Royal Bank:1-800-769-2511
Scotia Bank:1-888-823-9657
Bank of Montreal:1-800-361-3361
CIBC:1-800-663-4575

【3】警察への紛失届

紛失または盗難した場合、バンクーバー警察のウェブから、オンラインで紛失・盗難届を出す事が出来ます。
盗難にあった場合、まずはこのURLから届けを出しましょう。
バンクーバー警察ウェブサイト/ Report a Crime

【4】パスポート再発行

最寄りの警察署に届け出た後、在バンクーバー日本領事館で手続きを行います。
パスポート再発行に必要なのは以下の書類です。
(1)一般旅券発給申請書 1通(領事館で入手、またはウェブサイトからダウンロード)
(2)紛失一般旅券等届出書 1通(領事館で入手、またはウェブサイトからダウンロード)
(3)本人を確認できる書類(運転免許証等)
(4)戸籍謄(抄)本 1通(6ヶ月以内に発行されたもの)
(5)写真 2葉(サイズ縦4.5cm、横3.5cm)
(6)カナダ警察への届出書 1通
(7)カナダ滞在資格が確認できる書類(カナダ滞在査証、永住権証(PRカード)等)
(8)旅券失効、及び申請同意書(未成年者による申請で親権者が申請書署名欄にサインできない場合)

詳細は、在バンクーバー日本総領事館のパスポートを紛失した場合をご覧ください。

【5】ビザ再発行

学生ビザ・ワーキングホリデービザ(study permit/ work permit)などは、再発行の申請をする事が出来ます。
書類申請となり、申請料は30ドル、発行にかかる時間は2週間以上を目安にお考えください。(もっと長くなる事もあります)
申請書や手順、必要な書類など詳しくは以下のリンク先をご覧下さい。
http://www.cic.gc.ca/english/information/applications/certcopy.asp
再発行されても滞在可能な期間は変わりません。

【6】保険の申請

紛失したもの中に、保険の対象となる携行品などがあれば、保険会社へクレームの申請をしましょう。警察への届けの控えが必要です。詳しくは加入している保険会社へお問い合わせ下さい。

【7】日本の免許証

日本の免許は、日本に帰国したあと地元の免許センターで、紛失として再発行の手続きをしますので、カナダでは
特に行う事はありません。日本の免許センターでは、カナダの紛失届を提出してください。