カナダ留学・ワーキングホリデー


カナダの各都市はそれぞれ、とても個性にあふれています。そして各都市にはとても多くの語学学校があります。

留学先を選ぶにあたりどこの都市でも一長一短はあるもので、ベストな選び方は、考え方や個性、相性などで実に変わってくるものです。

「ここの都市が一番!」と決め付けて訴えるつもりは全くありません。あくまでトロントの良さや留学先としてのメリットを少しでも多くの人に伝える事で最適な渡航先の選択をお手伝い出来ればと思います。

こちらのページにもトロント情報が満載です。是非ご覧下さい。


CNタワーから見たトロントの夜景

トロントはこんな所

トロントは人口や経済規模においてカナダ最大の都市です。人口は500万人を超え、北米でも有数の近代的な大都市です。そしてトロントには90以上の民族が居住し、約80の異なる言語が話されてると言われるマルチカルチャーな都市。4分の1の家庭では英語・フランス語以外の言語を話しており、多国籍・他民族・多言語がトロント一番の特徴です。「人種のモザイク」と呼ばれるカナダで、その言葉が最もあてはまるのがトロントなのです。
エスニックタウンと呼ばれる民族街には、チャイナタウン・リトルイタリーはもちろん、コリアンタウン、インディアンバザール、グリークタウン他、アラブ、ブラジル、ポーランド、アイルランド、ポルトガルといったユニークなコミュニティが溢れています。世界中の料理に興味のあるグルメな人には世界一お勧めな街です!

またトロントは観光の拠点としても非常に便利な都市です。メープル街道として有名なトロント周辺の紅葉は筆舌に尽くしがたく、世界一の流量を誇るナイアガラの滝も車で一時間半で着く距離です。そして何より便利なのはケベック、オタワ、モントリオールはおろかニューヨークやボストンも近いため気軽に観光へ行ける事です。自分で計画しても、また語学学校でリーズナブルな旅行を企画している場合もあります。日本からそれぞれの都市に旅行するよりも気軽で費用も抑えられる為、旅行好きの方にも人気あるのがトロントの特徴でもあります。


人種のモザイクに何を思う?

様々なバックグラウンド、異なる肌の色や外観・服装、異なる歴史観・世界観を持つ人々が「英語」という一つの言語を用いて共存する、世界でも珍しいマルチカルチャーな都市トロント。白人、黒人、アジア、中東、ラテンアメリカ等の人々が一緒に生活をし、ここはいったい何処の国か?という不思議な感覚さえ覚えます。あなたはこれが想像出来ますか?異なる文化や習慣をお互い尊重しながらも共存する、まるで理想的な人類の姿がトロントの中にあるようです。言い換えればトロントに小さな「地球の姿」が見えるのです。これが実現出来ているのは「英語」という共通のコミュニケーションツールがあるからなのです。

一方、どこの国とも接しない島国で、単一民族だけで構成され歴史を刻んできた、これもある意味珍しい国、日本。その所以か、我々は非常に保守的で凝り固まった世界観を持つ傾向があるのも確かだと思います。要は外の事を知らない日本人。ニュースだけで海外を知った気になっている。

日本に居ながらにして国際感覚は絶対に生まれません。日本人として誇るべき文化や習慣が既に養われているのなら、それをもって今度は世界的な視野も養うタイミングではないでしょうか?あらゆる人種が集うトロントに足を踏み入れる事で実感するのは、「日本人」である自分。そして今まで触れる事も無かった他国の歴史、価値観、世界観。こうして本当の国際感覚が身についてゆくのです。そして改めて「自分」と「日本」について考えが深まる事でしょう。

「周囲と異なる事が異端」と見る日本に対し、「周囲と異なる事が当たり前」のトロント文化。こうしてトロントのマルチカルチャーに触れる事であなたの中に新しい世界観が生まれ、そこから一歩進んだ自分自身が発見出来るはずです。


トロントの学習環境

トロントは他民族・多国籍都市とは言いつつも、共通言語はもちろん英語です。色んな人間が集まっているからこそ英語を使う必要性も高いというもの。では、語学留学をする土地としてトロントを選ぶ事はどうなのだろうか?

まず学習設備の面でトロントを見るとどうでしょう。カナダ最大の都市トロントは留学先としても有名で、世界中から学生が集まっています。そのため大学・カレッジだけで無く語学学校や専門学校も非常に多く存在し、海外の学生が多く学んでいます。語学学校・専門学校だけで軽く100校を超える為そこから一校だけ選ぶのが逆に大変な程ですが、選択肢が多い事はより自分に適した学校を見つけるチャンスがあるという意味です。あとはいかに自分にあった学校探し・選びをするかどうかがポイントとなります。こういった環境が現地・留学エージェントが氾濫する背景でもあります。

次に人的な環境はどうでしょうか。他民族・多国籍という環境が、逆に英語を学ぶ環境を阻害しているでしょうか?確かに英語を第一言語としない人も多い街ですが、住民の大多数を構成しているのが依然としてネイティブスピーカーです。語学学校の教師はもちろん、専門学校や習い事、街へ出て買い物や遊びに行ってもネイティブスピーカーはそこらじゅうにいます。ネイティブスピーカーの生英語に触れる事が毎日の生活ですから、この点は心配いりません。
逆に、海外に語学留学したからと言って英語力の成長が環境にゆだねられるようでは、本物の英語力マスターは到底期待出来ません。「ネイティブスピーカーが100%じゃないから・・」と不安になるようでは、学習のモチベーションが足りないのかもしれません。

また留学生に関して言えば、バンクーバーと比較するとわかりやすいですがトロントは街全体で留学生の人口密度は低い。語学学校を一旦出れば日本人はおろか留学生とすれ違う事も少なく、広いトロントの土地で本当に「海外で勉強している」という実感も沸くでしょう。また語学学校においても日本人率はバンクーバーより顕著に低いのです(もちろん学校にもよりますが、全体的な傾向として)。学校の選び方によっては、日本人が殆どいない学校もトロントには結構あるのです。

バンクーバーも留学先として大変人気がありますが、小さな街のサイズに対して留学生や語学学校・留学エージェントの数が飽和状態・・というのが一つの特徴ではないでしょうか。日本人率も高いため、学校内はおろか街を歩いていても日本か?アジアか?・・と感じるほど留学生で溢れています。(トロントと異なり一箇所に学校が固まりすぎているという事も一つの理由です) 日本人同士固まる事が英語力の伸びを妨げるのは当然です。「日本人を避け英語を少しでも伸ばしたい!」という気持ちがあるのなら、バンクーバーよりもトロントの方が「英語学習には便利な場所」と言えるかもしれません。

トロントの気候


カナダやトロントは一般的に「寒い」というイメージを持っている方が多いと思います。確かに国土全体が北海道よりも北に位置する事を考えれば北国というイメージは離れませんが、実際のところ夏は20度を越える事もあり意外に暖かくなるのです。冬は平均温度でマイナスとなり寒いですが、春~秋は非常に快適で、勉強だけでなく自然に親しみ旅行を楽しむにも最適です。日本で花粉症に悩んでいた人もこちらでは殆ど発症しません。

なおトロントでは寒さの厳しい冬場でも快適な生活や移動が出来るような街づくりが施されています。地下鉄・バス網や地下街が非常に発展しており、通勤・通学でも殆ど外を歩かなくてもよいように工夫されていたり、家屋内もセントラルヒーティングで常時快適な温度を保つなど寒さを感じない作りになっています。

冬場は雪も降りますが毎日降り続けるという訳では決して無く、たまに一気に降り、その後しばらくは晴天や曇りの日が続く・・といった感じです。街に雪は残るが、外で行動するのも全く問題ありません。西海岸と比べると、寒くても天気が良く行動がしやすいトロント・・という考え方も出来るかもしれません。

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