
カナダの各都市はそれぞれ、とても個性にあふれています。そして各都市にはとても多くの語学学校があります。
留学先を選ぶにあたりどこの都市でも一長一短はあるもので、ベストな選び方は、考え方や個性、相性などで実に変わってくるものです。
「ここの都市が一番!」と決め付けて訴えるつもりは全くありません。あくまでトロントの良さや留学先としてのメリットを少しでも多くの人に伝える事で最適な渡航先の選択をお手伝い出来ればと思います。
※こちらのページにもトロント情報が満載です。是非ご覧下さい。

CNタワーから見たトロントの夜景


エスニックタウンと呼ばれる民族街には、チャイナタウン・リトルイタリーはもちろん、コリアンタウン、インディアンバザール、グリークタウン他、アラブ、ブラジル、ポーランド、アイルランド、ポルトガルといったユニークなコミュニティが溢れています。世界中の料理に興味のあるグルメな人には世界一お勧めな街です!




日本に居ながらにして国際感覚は絶対に生まれません。日本人として誇るべき文化や習慣が既に養われているのなら、それをもって今度は世界的な視野も養うタイミングではないでしょうか?あらゆる人種が集うトロントに足を踏み入れる事で実感するのは、「日本人」である自分。そして今まで触れる事も無かった他国の歴史、価値観、世界観。こうして本当の国際感覚が身についてゆくのです。そして改めて「自分」と「日本」について考えが深まる事でしょう。
「周囲と異なる事が異端」と見る日本に対し、「周囲と異なる事が当たり前」のトロント文化。こうしてトロントのマルチカルチャーに触れる事であなたの中に新しい世界観が生まれ、そこから一歩進んだ自分自身が発見出来るはずです。

トロントは他民族・多国籍都市とは言いつつも、共通言語はもちろん英語です。色んな人間が集まっているからこそ英語を使う必要性も高いというもの。では、語学留学をする土地としてトロントを選ぶ事はどうなのだろうか?

次に人的な環境はどうでしょうか。他民族・多国籍という環境が、逆に英語を学ぶ環境を阻害しているでしょうか?確かに英語を第一言語としない人も多い街ですが、住民の大多数を構成しているのが依然としてネイティブスピーカーです。語学学校の教師はもちろん、専門学校や習い事、街へ出て買い物や遊びに行ってもネイティブスピーカーはそこらじゅうにいます。ネイティブスピーカーの生英語に触れる事が毎日の生活ですから、この点は心配いりません。
逆に、海外に語学留学したからと言って英語力の成長が環境にゆだねられるようでは、本物の英語力マスターは到底期待出来ません。「ネイティブスピーカーが100%じゃないから・・」と不安になるようでは、学習のモチベーションが足りないのかもしれません。

バンクーバーも留学先として大変人気がありますが、小さな街のサイズに対して留学生や語学学校・留学エージェントの数が飽和状態・・というのが一つの特徴ではないでしょうか。日本人率も高いため、学校内はおろか街を歩いていても日本か?アジアか?・・と感じるほど留学生で溢れています。(トロントと異なり一箇所に学校が固まりすぎているという事も一つの理由です) 日本人同士固まる事が英語力の伸びを妨げるのは当然です。「日本人を避け英語を少しでも伸ばしたい!」という気持ちがあるのなら、バンクーバーよりもトロントの方が「英語学習には便利な場所」と言えるかもしれません。

カナダやトロントは一般的に「寒い」というイメージを持っている方が多いと思います。確かに国土全体が北海道よりも北に位置する事を考えれば北国というイメージは離れませんが、実際のところ夏は20度を越える事もあり意外に暖かくなるのです。冬は平均温度でマイナスとなり寒いですが、春~秋は非常に快適で、勉強だけでなく自然に親しみ旅行を楽しむにも最適です。日本で花粉症に悩んでいた人もこちらでは殆ど発症しません。
なおトロントでは寒さの厳しい冬場でも快適な生活や移動が出来るような街づくりが施されています。地下鉄・バス網や地下街が非常に発展しており、通勤・通学でも殆ど外を歩かなくてもよいように工夫されていたり、家屋内もセントラルヒーティングで常時快適な温度を保つなど寒さを感じない作りになっています。
冬場は雪も降りますが毎日降り続けるという訳では決して無く、たまに一気に降り、その後しばらくは晴天や曇りの日が続く・・といった感じです。街に雪は残るが、外で行動するのも全く問題ありません。西海岸と比べると、寒くても天気が良く行動がしやすいトロント・・という考え方も出来るかもしれません。