カナダ基本情報

カナダへ到着する前に出来れば知っておきたい基本情報です。
日本・カナダの電圧や規格の違い等はカナダ渡航のページをご覧ください。

• 基本情報
• 時間帯・時差
• 祝祭日
• 天候

カナダ基本情報

首都

Ottawa（オタワ、スペルは「t」が二つです）、オンタリオ州

州

• ブリティッシュ・コロンビア州
  （British Columbia/ＢＣ/ビクトリア）
• アルバータ州（Alberta/ＡＢ/エドモントン）
  
• サスカチュワン州（Saskatchewan/ＳＫ/リジャイナ）
• マニトバ州（Manitoba/ＭＢ/ウィニペグ）
• オンタリオ州（Ontario/ＯＮ/トロント）
  
• ケベック州（Quebec/ＱＣ/ケベック・シティ）
• ニューブランズウィック州
  （New Brunswick/ＮＢ/フレデリクトン）

• ノバスコシア州
  （Nova Scotia/ＮＳ/ハリファックス）
• プリンス・エドワード・アイランド州
  （Prince Edward Island/ＰＥ/シャーロットタウン）
• ニューファンドランド・ラブラドール州
  （Newfoundland/ＮＦ/セント・ジョンズ）
• ヌナブト準州（Nunavut/ＮＵ/イカルイト）
• ノースウエスト準州（Northwest/ＮＷ/イエローナイフ）
• ユーコン準州（Yukon/ＹＵ/ホワイトホース）

面積

909万4670K㎡、世界第二位、日本の約２７倍の広さ

人口

約3140万人（2002年）、日本の約四分の一

言語

国の定めた公用語は「英語」と「フランス語」の二つです。ところが州毎ごとにも公用語を定めており、公用語が英語で無い州をあげるとケベック州はフランス語、ニュー・ブランズウィック州は英語とフランス語の二つ。また北に位置する幾つかの準州では先住民族の言語も公用語として認められている。 ケベック州にあるケベックシティ、及びモントリオールではフランス語がアチコチで飛び交っています。殆どの人が英語も話せるようですが、フランス語しか通じない地域もあるそうです。コミュニケーションではやや不便を感じるかも。

貨幣

カナダの小銭紙幣：$5、$10、$20、$50、$100、$500、$1000
硬貨（カッコ内は通称、￠はセント）：
￠1（penny/ペニー）、￠5（nickel/ニッケル）、￠10（dime/ダイム）
￠25（quarter/クォーター）、$1（loonie/ルーニー）、$2（Toonie/トゥーニー）

紙幣は100ドル以上は流通が少なく、受け付けてくれないお店もあります。ATMで現金を下ろすと、例え数百ドルでも全て20ドル札で出てくるなんて事がごく普通。電話をかける際やコインランドリー等では25セント硬貨が必要なので、クォーターは常にキープしておきましょう。バスに乗る際も重宝するはず（バスではお釣が出ません）。 カナダドル・円の為替相場ですが、現在のレートはこちら。

時間帯・時差

カナダは東西に伸びている非常に広大な国。時間帯はなんと６つも存在します。以下に示すのが６つの時間帯と、対象の州や都市です。

※オンタリオ州の一部は中央標準時、ニューファンドランド州の一部は大西洋標準時
※GMTとは世界標準時間（グリニッジ標準時）を指す。日本はGMT+9時間

サマータイムについて

さて北米ではサマータイム（夏時間）という制度を採用しています。これは、夏期の長い日照時間を効率的に利用してエネルギーの節約をする事が目的です。具体的には夏期の間だけ時計の時刻を、手動で１時間早めます。 このシステムによって、ただでさえ日照時間の長い北米の夏場はさらに遅い時間まで外が明るい状態になります。（地域によっては夜９時をまわってもまだ明るい・・という、日本人にとっては尋常でない状況になります^^; ）　これによって、夜の外が暗い時間（電気などのエネルギーを消費する時間帯）が縮まるため、エネルギー節約になるわけです。 適用期間は3月第2日曜日午前2時～11月第1日曜日午前2時です（サスカチュワン州除く）。 ※2007年から適用期間が上記のとおりに若干変更されました（１ヶ月伸びた）

時差について

	カナダ時間 +14時間	カナダ時間" +3時間

祝祭日

カナダの祝日は日本と同じように月曜または金曜に割り当てられる事が多く、連休が多いのも特徴です。
祝日は銀行だけで無くもろもろのお店が休みになる事もありますので、事前にチェックしておくと不便がないと思われます。
ちなみに12月26日のボクシングデイはカナダ全国大セールの日です。（オンタリオ州以外は公式の祝日ではありませんが祝日扱いの会社・店舗も多いです）８,９割引までする店もある位で、町中のお店が混み合います。この日は買物に繰り出しましょう！（どうせならクリスマス前にやってくれればプレゼント代が節約出来るのに！）
ちなみにハロウィーンは10月31日ですが、この日は祝日ではありません。

各年の祝日カレンダーはこちらのページからご確認下さい。
Statutory Holidays in Canada

名前	日付	コメント
元旦(New Year's Day)	１月１日
聖金曜日(Good Friday)	イースター直前の金曜日	キリストが処刑された日。
復活祭の月曜日 (Easter Monday)	3月末～ 4月末	キリストが復活されたとされる日。卵に絵の具で絵を書く習慣がある。日付は毎年異なり、正確には「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」らしいです。
ビクトリア女王誕生祭（Vicotoria Day)	5月25日直前の金曜日	日付は毎年異なる、ケベック州を除く
建国記念日(Canada Day)	７月１日
シビック・ホリディ (Civic Holiday)	8月 第一月曜	オンタリオ州を初め7つの州のみで実施
労働者の日(Lobour Day)	9月 第一月曜
感謝祭 (Thanks Giving Day)	10月 第二月曜	アメリカのサンクスギビング(11月第4木曜)より少し早いです。
休戦記念日 (Rememberance Day)	11月 第二月曜
クリスマス (Christmas Day)	１２月２５日	夜になると空いている店は殆どありません。大人しく家でパーティでもしましょう。
ボクシング・デイ (Boxing Day)	１２月２６日	大安売りの日。買い物に行きましょう。

天候

カナダの天候は地域によってまちまち。カナダの国土全体が北海道よりも北に位置する事を考えれば「寒い国」というイメージはつきやすいが、カナダの広大な国土は地域により様々な気候を持つ。

カナダ各地の気候（概要）

太平洋沿岸のバンクーバーやビクトリアなどの夏は温暖で快適であるが、冬は降水量が非常に多く、毎年10月から翌年４月あたりまでは雨ばかりの日が続き、二日に一日以上は雨じゃないかと思う位である。ただ冬はカナダで唯一寒さの厳しく無い地域であり、日本と同じ感覚の服装で問題無い。
バンフやジャスパーといったロッキー山脈付近は寒さが厳しく、夏でもコートやジャンパーが必要な日も多い。ロッキー以東のカルガリーやエドモントン、ウェニペグなどは季節により寒暖の差が激しく、夏は20度近くまで達する一方冬はマイナス10～20度という温度差である。
五大湖一帯のトロントやオタワ等は四季がはっきりと分かれ、秋には紅葉も美しい。夏は湿気が高く温度も20度近くまでのぼるが、冬は平均温度もマイナスとなる。大西洋沿岸の一帯は夏は涼しく、冬は比較的温暖である。
Wunderground.comのページでは一目でカナダ全土の現在の気温が色でわかる 便利なページがあります。ご参考に。

その他詳細リンク

カナダの気候に関する説明リンク

• カナダ大使館 -- カナダについて・気候
• Yahooトラベル -- カナダ現地の季節・気候
• BC州観光局 -- 気候と服装
• 在日カナダ商工会議所 -- カナダの時差と気候

関連リンク

• カナダ気象庁（The Meteorological Service of Canada）
• カナダ観光局

【数字で見るカナダの気候】　カナダ各都市の平均気温と降雨量(mm)

http://www.weather.com/を参照して気合入れて作りました(^-^;) 過去30年間の統計に基づきます。

各地の現在の天気＆気温

カナダ各都市の気候をチェック！ （過去30年間のデータに基づく年間の気温や雨量）
バンクーバー ビクトリア ウィスラー カムループス ケロウナ プリンスジョージ カルガリー バンフ エドモントン レスブリッジ イエローナイフ サスカチューン レジャイナ ウェニペグ チャーチル オタワ トロント ハミルトン ケベック モントリオール ハリファックス シャーロットタウン セントジョンズ ※表示気温がF°（華氏）の場合はグラフ下のチェックボックスを「English Units」から「Metric Units」へ変更して下さい