海外送金の手数料、方法、比較

ワイズ - Wise- (旧トランスファーワイズ)の海外送金

これまで海外送金サービスとは、各銀行が行う金融サービスの１つでした。
しかし、現在世界で約400万人が利用するまでになったワイズ - Wise- (旧トランスファーワイズ)という海外送金システムが生まれたことで、海外送金の際にかかる手数料の安さとシンプルかつスピーディーに送金できるというメリットの上でお金を動かすことができるようになりました。

ワイズの仕組み

通常海外送金を行う場合は、日本の銀行に送金したい金額を振り込み、その金額が為替レートによって外資に計算され、送金先の海外口座へ送られるという流れです。
Wiseの場合は、1回の海外送金を行う代わりに2回の国内送金を行います。
送金主はWiseの日本の口座に送金し、一方でWiseが送金先の国に持つ口座から払い出しすることになります。
つまり実際は海外送金を行っておらず、国内での送金で完了しているということになります。

例えば、通常の銀行で海外送金を行う場合、以下のような流れで手数料が発生します。

通常の海外送金

１．送金手数料
送金銀行に支払う海外送金にかかる手数料。銀行によって手数料額は異なりますが、
送金側で約3,000円～5,000円程度の送金手数料がかるのが一般的です。

２．為替手数料
日本円を海外送金する場合に、通常使用する銀行の送金取組日のTTSレート（銀行が顧客に対して外貨を売る時のレート）によって計算されます。
例えば、10,000ドルを送金したい場合に、TTSレートが1ドル=101円であった場合、
10,000ドル×＠101円=1,010,000円
という計算になり、1,010,000円の送金資金の準備が必要になります。

この銀行のTTSレートは、本来の純粋な為替レートに加えて1ドルにつき1円以上の上乗せコストが含まれています。
この為替レートに上乗せされた追加コストのことを、「為替手数料」と呼び、一般的には見えづらい数値であることから、「隠れコスト」とも呼ばれています。

３．中継銀行手数料（不要な場合もあり）
送金銀行と受取銀行が業務提携を結んでいない場合などは、間に中継銀行を経由するため、そこでも中継銀行手数料（コルレス手数料）が発生する場合があります。
場合によってはこの中継銀行が2つ以上必要になることもあり、その分手数料はかかります。

４．受取手数料
送金側が手数料を負担するか、受取側が手数料を負担するか選ぶことができる場合もありますが、多くのケースでは送金が完了してみないと実際受取手数料がいくらになるかははっきりとわからないことが多いです。

銀行の海外送金の場合は、これらの手数料がすべて合算された上で、実際の送金したい金額に加算された形で送金する必要があります。

ワイズの海外送金

Wiseの場合は、実際の現金は海を越えて動いていません。
各国にWiseが一定の資金をストックしておくことで、それぞれの国で送金をしたい人の金額をマッチングさせて「国内送金」を行います。
したがって、各国の銀行が間に入らないので、中間マージンとしての手数料（隠れコスト）が発生しない仕組みになっています。

隠れコストが発生しないのでその分安く済ませることができ、かつ送金者は、送金額、送金手数料、純粋な為替レート*の金額を明確に理解することができるので、透明性の高い送金方法として支持を得ています。（受取側手数料も不要となります）

*純粋な為替レート：ロイターやYahoo、Google等で表示されているミッドマーケットレートを使用。

１．送金手数料
Wiseでは、送金手数料は送金額に応じて変動します。
100万円以内の送金であれば、銀行の送金手数料よりも最大8分の１も安く済ませることができる場合もあります。

２．為替手数料→不要
３．中継銀行手数料→不要
４．受取手数料→不要

ワイズの日本語手順（初めてでもすぐ完了）